サッカー男子のパリ五輪代表に選出されたベルギー1部シントトロイデンの2選手が8日、オンライン取材に応じた。
今回の代表メンバーに24歳以上のオーバーエージ（OA）選手はいないが、MF藤田譲瑠チマ（22）は「OA選手の存在の大きさは分かっていたが、自分たちの世代で戦いたい気持ちは強かった。その中で優勝を目指して頑張りたいという気持ちも強いので、自信を持って戦いたいと思う」と力強く語った。
アジア杯では主将として優勝に貢献した。「自分がキャプテンとしてっていうよりかは一選手として上手くチームを良い方向に、みんなと一緒に、プレー中であれば率先して声を出したりとかは意識していた。チームみんなで五輪も戦えたらと思っている」と話した。
MF山本理仁（22）は藤田と東京Vの育成組織の同期で、21年東京五輪ではトレーニングパートナーとして、ともに参加した。U―15代表も経験し、「今まで自分たちの世代だけで戦ってきた。アジア杯も優勝してきたので、しっかり自信は持って戦える」と力強く語った。
アジア杯では副主将を務めたが、「僕はジョエルみたいに声を出すタイプではない。最低限そこはやるが、泥臭く戦うことでチームを引っ張れると思うし、体を張ってやりたい」。2人で一緒に大舞台へ挑む。