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十両・朝紅龍「今場所は調子良い」関取昇進から1年…験の良い名古屋で次は新入幕決める!

スポニチアネックス 2024年7月8日 20時13分

 大相撲の十両・朝紅龍(25=高砂部屋)が8日、愛知県蟹江町の高砂部屋で名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ向けての稽古を行った。この日は西前頭15枚目の狼雅(25=二子山部屋)が出稽古に訪れており、東前頭12枚目の元大関・朝乃山(30=高砂部屋)も含めた3人で内容の濃い申し合い稽古を繰り広げた。

 夏場所は自己最高位の西十両4枚目で7勝8敗と惜しくも負け越したが、番付は据え置き。再び新入幕を狙う名古屋場所へ「今場所は調子良い気がする。ケガなく場所を迎えられたらそれなりに結果は付いてくると思う」と意気込んだ。

 21年夏場所の初土俵以来、自身4度目の名古屋場所。これまで名古屋の土俵で負け越したことはなく「縁起の良い場所と思っている」という。ちょうど1年前は、東幕下5枚目で5勝を挙げて新十両昇進を決めた場所。関取昇進から1年、幕内昇進を伺うところまで少しずつ番付を上げてきた。

 6月から高砂部屋に合流した弟の石崎涼馬(23、幕下最下位格付け出し)がこの日、新弟子検査を受検。弟からは「兄を目標に、近づけるようにやっていきたい」と憧れの眼差しを受ける。既に申し合い稽古では兄弟で相撲を取ることも多く、朝紅龍は「やりづらいですよ。うっとうしい相撲取ってくる」と実力を認めている。弟の入門を機に一つ奮起し、幕内昇進が懸かる猛暑の名古屋場所に臨む。

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