Infoseek 楽天

カンニング竹山 都知事選で浮き彫りになった世代間のギャップを不安視「今こそ地上波のテレビが…」

スポニチアネックス 2024年7月8日 21時49分

 お笑いタレントのカンニング竹山(53)が8日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に出演。7日に投開票された、任期満了に伴う東京都知事選について言及した。

 無所属現職の小池百合子氏(71)が270万票以上を獲得し、無所属新人の前広島県安芸高田市長石丸伸二氏(41)、無所属新人の前参院議員蓮舫氏(56)らを破って3選を果たした。

 番組では、都民の最大勢力ともいえる「支持なし層」の年代別投票先は10代~30代では石丸氏が最多で、40代以上の各年代では小池氏が最多と、年代別による差が浮き彫りになったことを伝えた。

 竹山は今回の結果を「民意ですから。小池都知事が3選したっていうのは、みんなが決めたことですから。もうこれはそういうことです」と受け止めた。その上で「ただ、世代間のギャップが凄い出てきている」と指摘。「ネット選挙が始まって11年たったが、選挙を地上波のテレビとかでもっとやれれば、もっと投票率も上がったかもしれないし、もっと自由に議論できたかもしれない。タレントさんも好きなことを言ったり」と振り返った。

 続けて「今ちょうど過渡期だと思う。ここから十年後、十五年後ってなってくると、おそらくネットを支配した人が選挙で勝てるというふうになってくる」と予想。「それだとネットしない人は全然分からないってなるんで。今こそ地上波のテレビが選挙に対してこれからどう向き合うかを考えないと」と提言した。

 竹山は6月23日に出演したTBS「アッコにおまかせ!」で、小池氏への発言が話題になった。“干された説”まで浮上したが、最後にその小池氏に対してのコメントを求められると「小池さん!私も守ってください!」と言い、スタジオの笑いを誘っていた。

この記事の関連ニュース