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15日開幕のボクシング高額賞金トーナメント お金の使い方がおかしい!? 「男らしいです」と深町氏

スポニチアネックス 2024年7月8日 22時5分

 プロボクシング元日本スーパーライト級王者の細川バレンタイン氏が8日までに自身のYouTubeチャンネル「前向き教室」を更新。英興行大手マッチルーム、NSN、楽天チケットによるミドル級8人制トーナメント「PRIZE FIGHTER(プライズファイター)」の深町信治総合プロデューサーが出演し、同トーナメントについて語った。15日に大阪・大和アリーナで1回戦4試合が実施される。

 1回戦、準決勝、決勝の計3試合に勝てば計100万ドル(約1億6000万円)の高額ファイトマネーを獲得できる。世界戦を超えると言ってもいい、選手にとっては夢のような大会だ。

 細川氏は同トーナメントに対する世間の認知度がかなり低いことを指摘。そして「ファイトマネー(総額の)4億円を2億円にしたって今回の選手は集められたと思う。2億でプロモーションをガンガンやっていれば…。なんで今回はそれ(広報宣伝活動)がされていないの?もったいなさ過ぎる」と突っ込んだ。深町氏は「メチャクチャいい質問です」と微笑しながら「もう先にお金を使っちゃったからです」と暴露し、細川氏とともに大笑い。

 深町氏は、ある期間にこれだけの資金投入するというスケジュールに従ったと補足説明。その上で「いい言い方をすれば“男らしい”ですよ」「彼ら(マッチルーム、NSN、楽天チケット)のお金の使い方に僕は賛成。僕ら(ボクシング業界)はボクサーあってナンボ。そこにお金を使う。(広報宣伝不足により)たまたま見ていた人が少人数でも“いや~、面白かったよ”となれば、どんどん広がっていくと思う。そうでもない選手をお金使ってプロモートしても、人の心を動かせない」などと話した。

 これに対して細川氏は「商品に100%お金をかけるのは凄くいいと思います。現代ビジネスからすれば、スゲエ(資金の)分配がおかしいと思いますけど」と返した。

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