バスケットボール男子のパリ五輪最終予選決勝が7日、各地で行われ、出場12チームが出そろった。世界ランク12位のブラジルは同6位のラトビアに94―69で勝ち、2大会ぶりの出場。1次リーグで日本と同じB組に入った。
五輪で3度銅メダルを獲得しているブラジルは難敵だ。NBAグリズリーズ時代に渡辺雄と同僚だった2メートル06のカボクロは得点力とリバウンド力に優れる。BリーグA東京所属のメインデルも主力の一角を担い、昨季ウォリアーズでNBAデビューを果たした22歳のG・サントスもいる。B組には司令塔シュルーダー（ネッツ）らを擁し昨夏のW杯を制したドイツ、昨年のNBAドラフト全体1位で新人王の2メートル24、ウェンバンヤマ（スパーズ）のいる開催国フランスがおり、日本は全て格上との対戦になった。