レスリング男子フリースタイル86キロ級パリ五輪代表の石黒隼士(自衛隊)が8日、埼玉県加須市の母校・花咲徳栄高で行われた壮行会に出席し、約1700人の後輩を前に「絶対に金メダルを獲って帰ってきたい」と意気込みを語った。
高校時代は朝練で毎日5キロ走り、「もう二度とやりたくない3年間」と振り返ったが、「人間性の重要性も学ばせてもらった」と感謝。また同校出身でサモアに国籍変更して同65キロ級で初の五輪に挑む赤沢岳も出席し「サモアで(五輪の)金メダルを獲った方は一人もいない。初の金メダルを獲りたい」と意気込んだ。