パリ五輪のラグビー7人制日本代表が8日、都内で会見した。女子の松田凜日(りんか、22=東京山九フェニックス)は「実力が拮抗(きっこう)していた中で、選ばれたことは良かった。責任を感じている」と表情を引き締めた。
21年東京五輪は代表入りも直前で負傷離脱。チームも12カ国中最下位に終わり「悔しい気持ちが大きかった」。日体大卒業後の今年4月からは凸版印刷に就職。スポーツ専従社員として「ラグビーに100%で取り組めている」と雪辱の準備を着実に進めている。
父は15人制日本代表でW杯4大会メンバー入りの努さん。家族のグループLINEに「代表決まったよ」と連絡を入れると「おめでとう」と祝福の言葉をもらったことを明かし「体を張ってチームに勢いをもたらすプレーをしたい」と話した。