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なでしこ10代コンビ 古賀塔子&谷川萌々子がパリ五輪へ決意新た 昨年W杯練習生から“昇格”

スポニチアネックス 2024年7月9日 17時11分

 パリ五輪に出場するサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は9日、千葉市内で国内合宿2日目を迎えた。

 練習後、DF古賀塔子(18=フェイエノールト)、MF谷川萌々子(19=ローゼンゴード)の10代コンビが取材対応。古賀が「小さい頃から目指していた場所なので選ばれて素直にうれしい」と言えば、谷川は「自分がどれくらい通用するのかを試せるいいチャンス。いい準備をしていきたい」と初々しい表情で話した。

 10代2人が五輪代表入りするのは史上初。ともに中学時代からJFAアカデミー福島でプレーし、現役高校生だった昨年のW杯はトレーニングパートナーとして同行していた。同11月のブラジル戦で代表デビューを飾り、今年1月にそろって海外挑戦。1年間で大きな飛躍を遂げ、夢舞台の切符をつかんだ。

 身体能力に優れたセンターバックで、“ポスト熊谷”と期待される古賀は「紗希さん(熊谷)も若い頃からずっと選ばれていて、なでしこを引っ張ってきた存在。自分もそういう選手になれるように頑張っていきたい」と決意新た。元日本代表MFの澤穂希さんを憧れの選手に挙げるボランチの谷川は「自分のベストを尽くし、チームのためにプレーしたい。紗希さんや唯さん(長谷川)からたくさんのことを学びたい」と次代を担う決意を語った。

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