◇セ・リーグ 巨人5―3広島(2024年7月9日 マツダ)
巨人は“鬼門”マツダで今季7戦目にして初勝利を飾り、今季2度目の5連勝。貯金を今季最多タイの5とし、広島を抜いて単独首位に立った。
巨人の5連勝は4月の6連勝以来で、単独首位と貯金5はともに6月6日以来33日ぶり。セ・リーグ40勝一番乗りは2020年以来4年ぶりで、今季ここまで4敗2分けと未勝利だったマツダでの白星は浅野のプロ初本塁打に沸いた昨年8月18日以来326日ぶりとなった。
阿部慎之助監督(45)との試合後の主なやりとりは以下の通り。
――マツダで勝った。
「きょうミーティングで言ったんだよ。記者に鬼門だって言われるからいい加減、勝とうって」
――岡本和がけん引。
「そうだね。あの3ラン、大きかったですよね」
――マツダでは今季チーム初本塁打。
「そうね、逆転3ランとかね、久々だったんじゃないかな。だし、(岡本)和真が反対方向に、多分、(今季)初めてくらいのヒットじゃないの?凄いいいきっかけにしてほしいし、反対方向にああやってね、すっ飛んでいくんだから、それを思い出したかなと思いながら見てました」
――スイングの変化。
「もう技術とかじゃなくて、打席入ったときの集中力が、いま素晴らしいし、その後のフォアボールもしっかり見れた、選べたっていうのがもっと大きかったかなと僕は見てましたけどね」
――継投も勝ち越されなかった。
「同点にはなっちゃったんですけど、みんなでつないで勝てたんでね、あしたにはつながるかなと思います」
――8回途中にバルドナードを投入。
「なんとなく坂倉と高梨、ちょっと相性良さそうだった」
――初戦を取った。
「あした勝ってね、必ず勝って、東京戻りたいなと思います」