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DeNA「蒼彗天」オースティン10号サヨナラ弾は「山本選手が相手投手についていいアドバイスをくれた」

スポニチアネックス 2024年7月9日 22時45分

 ◇セ・リーグ DeNA6X―5中日(2024年7月9日 横浜)

 DeNAが接戦を制し連敗を2で止め、前回リーグ優勝&日本一に輝いた1998年以来、26年ぶりとなるリーグ40勝一番乗りを果たした。5―5の延長11回に、オースティンが今季10号サヨナラ弾。今季2度目のサヨナラ勝利を飾り巨人と同日で到達した。

 自身初となるサヨナラ弾を放った蒼彗天(オースティン)は「もう最高の気分です!チーム全体の勝利だと思います。あと、山本選手の大活躍(4安打)のおかげであの打席が自分のところに回って来たのだと思います」と笑顔で語った。「いい球を仕留めてやるぞ」という気持ちで立った打席で、初球を振り抜いての今季10号。「山本選手が相手投手についていいアドバイスをくれたので、それを参考に打席に立ちました」と明かした。

 6月の月間MVPを受賞した助っ人は「7月も連続で獲れるかは分からないですけど、最高のプレーをして大勢のファンの皆さんの前で野球ができることをお約束します」と宣言すると、ハマスタに大歓声が響き渡った。

 最後に、ともにお立ち台に上がった山本が「今日は田代コーチの誕生日なので、田代コーチをお祝いできて凄くうれしく思います」と最高の笑顔を見せた。

 今年で13回目を迎える「YOKOHAMA STAR☆NIGHT」。今年のテーマは「星、波、青薔薇。」で、横浜市の花であるバラとDeNAの青を合わせた標語となった。そして、オースティンを「蒼彗天」と表記するなど背中の名前含め、全て漢字表記の横浜スターナイト特別ユニホームに身を包んだ。

 5―5で迎えた延長11回。2死無走者からオースティンが相手7番手のフェリスが投じた初球150キロ直球をフルスイング。バックスクリーン右側のスタンドぎりぎりに自身初となる今季10号サヨナラ弾を叩き込み、先に広島戦(マツダ)に勝利した巨人に続き、球団では98年以来26年ぶりとなるリーグ40勝一番乗りを決めた。7番手で延長11回を無失点に抑えた2021年ドラフト2位の徳山壮磨がプロ3年目で初勝利を挙げた。

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