◇セ・リーグ 阪神2ー1ヤクルト(2024年7月9日 甲子園)
阪神は0―1の9回2死満塁から、近本が逆転サヨナラ勝利を決める2点右前打を放った。先発・才木が7回1失点と試合を作り、桐敷、石井の救援陣も追加点を許さなかった。以下、岡田監督と一問一答。
――結果的に相手のアシスト、いいエラーで。
「いや、それもそらお前、いい当たりでも捕られるのもあるんだから。そらお前、前半戦から、前も言うたけど、いい当たり捕られたり、ファインプレーされてな、点ならへんかったのけっこう多かったよ、ほんまに。それもなあ、やっぱりああいうねえ、ミスはあるからなあ、そのミスで点取るのもそれももう野球やそれは、はっきり言うて」
――プレッシャーかけることで相手のミスも増える。
「うん、もうなあ。だからもう、あそこで9回出し惜しんだってしょうがないからな」
――代打・坂本はいい感じだったから。
「ええ感じというか、他行ったらもうお前、延長行ったらおらへんから。もう外野ショートで、大山ライトの用意させとったよ。原口残しとかなあかんからな、ファーストで。そや。大山で代えたらなあ。おーん、あとは豊田1枚しかおらへんようになるから、植田をライトに行かして、熊谷ショートにしたらな。だから(延長)12回まであるから、2人残しとかなあかんから」
――原口もよく走った。
「いやいや、もう無理すんな言うとったけどな。まあだから、それが打球判断やろ。あの緩い打球というかな、そういうことやんか。結局は」
――近本は最後は決めたが、調子は。
「いや、良くないよ、そんなの。良くない、良くない」
――才木に白星をつけたい。
「まあそうやな、結局は」
――仕掛けるのが早い、というのは6回に島田に代打を送らなかった。
「そうそう。まああそこで2枚使わせても良かったけどな。右きても次9番のピッチャーに回ってくるからなあ。でもまだ早いなと思ったから、野口も豊田も代打いくの。外野が1枚少なくなったからな、そんな無駄使いできんからな」
――四球で走者を出すから、こういう展開に。
「いや、そういうことやろ。結局みんな四球絡んでるんよ、点入るときは。そういうことや。だから、ちゃんとボール振らんで選んでったら、いい結果が出るいうことや」
――よく守った。
「いやあ、普通やろ。守りは普通に守ったらええねん、ファインプレーはいらんねん」