◇欧州選手権準決勝 スペイン―フランス(2024年7月9日 ミュンヘン)
サッカーの24年欧州選手権(EURO)ドイツ大会は9日、唯一の開幕5連勝を飾ったスペインが準決勝でフランスと対戦。先発出場したFWラミネ・ヤマル(16=バルセロナ)が0―1とリードを許した前半20分に同点ゴール。「16歳362日」でのゴールは欧州選手権最年少得点新記録となった。
16歳ながら今大会3アシストと活躍しているヤマルは3試合連続で先発出場。試合は前半9分に先制ゴールを許す苦しい立ち上がりとなったが、ヤマルが左足で強烈な一撃。同21分、ペナルティーエリア手前中央でボールを受けるとドリブルで相手を翻弄し左足でシュート。ボールは綺麗な軌道を描きゴール左上隅へと吸い込まれ、値千金の同点ゴール。
これまでスイス代表FWヨハン・フォンランテンが04年大会フランス戦で記録していた「18歳141日」という欧州選手権最年少得点を大幅に更新する「16歳362日」という歴史的なゴールが生まれた。
この快挙にネットからは「16歳でこれはバケモン」「16歳とは思えないとんでもないゴー」「朝4時に起きて見る価値あり」「今日早起きして良かったと思えるぐらいのスーパーゴール」と絶賛された。