神戸は10日の天皇杯3回戦でJ2徳島と対戦する。
吉田監督は9日、サブ組の意地に期待。5日のリーグ広島戦から大幅なターンオーバーが想定され「僕が使いたいと思えるようなプレーをしてほしい」と要望した。リーグ戦は現在4位で、秋からはACLも始まる。勝利が大前提だが、選手層の厚みを増す狙いもある。
今季リーグ12試合出場中、先発が5度のMF井手口は「まだアシストも得点もないので、そこを目指す」と移籍後初得点に照準を定めた。
5月中旬以降はリーグ戦に絡めていない大卒新人のMF山内は「守備の強度や連続してプレスにいくことは求められている。たくさん練習してきた。それを出したい」と成長の跡を示す決意だ。4大会連続のベスト16入りを果たし、指揮官の頭を悩ませたい。