◇ナ・リーグ ドジャース-フィリーズ(2024年7月9日 フィラデルフィア)
ドジャースの大谷翔平投手(29)が9日(日本時間10日)、敵地でのフィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で左前打を放ち、3試合連続安打をマークした。
3点を先制された直後の3回1死の第2打席、2球目のカットボールを打ち上げて詰まらせたが、エンゼルス時代の同僚、左翼手・マーシュの前にポトリと落ち、Hランプを灯した。
敵地ファンはスタメン発表だけでなく、大谷が打席に入ると大ブーイングを浴びせたが、快音で黙らせた。
さらに2死一塁からは二盗にも成功し、今季21個目の盗塁に成功した。
今季9勝、防御率2・74の相手先発右腕・ウィーラーに対し、初回の第1打席は直球勝負を挑まれ、3球三振に倒れた。
フィリーズは試合前の時点で今季58勝32敗でリーグ1位の勝率・644を誇る“最強軍団”。同2位・604のド軍とは10月のポストシーズンも見据えた前哨戦ともなる。
そのフィリーズ相手に本塁打を放てば、初めてとなる。通算199本塁打としており、節目の200号に期待がかかる。