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琴桜が大の里らと計14番 連日出稽古組と充実の稽古「連合みたい。たくさん来てもらってありがたい」

スポニチアネックス 2024年7月10日 15時23分

 大相撲の大関・琴桜(26=佐渡ケ嶽部屋)が10日、名古屋市西区の佐渡ケ嶽部屋で、出稽古に訪れた新関脇・大の里(24=二所ノ関部屋)ら5人を相手に計14番取った。

 小結・大栄翔(30=追手風部屋)、幕内・豪ノ山(26=武隈部屋)、王鵬(24=大嶽部屋)、錦木(33=伊勢ノ海部屋)の4人が前日に続いて、さらにこの日は関脇・霧島(28=音羽山部屋)も出稽古に訪れており、三役以上4人を含む計8人の幕内力士が集結。佐渡ケ嶽部屋への出稽古組は日を追うごとに増えており、琴桜は「連合(稽古)みたいですね。たくさん来てもらってありがたい」と充実感を示した。申し合いの最後に土俵に入った琴櫻は、豪ノ山、霧島と1番ずつ取ってから大栄翔と3番、大の里と6番、錦木と3番。計14番連続で取った。

 中でも、大の里とは互角の内容で3勝3敗。土俵際でうまく回り込んだり、差した方に体を寄せて前に出たりと攻防のある内容を展開した。夏場所で初めて敗れ、初優勝も先に許した勢いのある相手と白熱の三番稽古。「相手がどうではなく、自分の問題。自分自身の感覚を変えなければいい」と自らの相撲に向き合う考えを強調し、大の里について特に意識する様子は見せなかった。

 番付発表後はここまで一日も休まず、猛暑の中でも毎日実戦稽古に励んでいる。「中身をしっかり求めてできればいい」。4日後に迫った名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)へ向け、充実の稽古を積めているようだ。

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