◇ウエスタンリーグ 阪神4ー1くふうハヤテ(2024年7月10日 鳴尾浜)
阪神2軍はくふうハヤテに勝利した。先発した青柳晃洋投手(30)は、7回6安打1失点。0―0の3回1死から単打3本で満塁にピンチを招いたものの、後続を空振り三振と二ゴロに封じて先制点を与えなかった。
「4番・右翼」で先発出場した井上が7試合連続安打となる3安打。高寺も3安打をマークした。
また左肩甲骨の骨折で2軍調整中の木浪が山田とともに、約1時間の特守を敢行。軽快に守備もこなし、汗を流した。今週末の2軍遠征には同行せず、和鳴尾浜でシート打撃の打席に立たたせる方針であることを和田2軍監督が明かした。
以下和田2軍監督との一問一答。
――先発の青柳は良かった。
「課題の立ち上がりも非常にいいかたちで乗り切って、今日は遅いカーブ、スライダーの遅いのかもしれないけど、それを混ぜながら緩急が効いていたよね」
――これを続けて、どこかで1軍で。
「もうそれしかないよ。この状態を保って、さらに上げて、順番を待つという。絶対に必要な戦力だと思うのでね」
――岩貞も無失点が続いている。
「真っすぐのガンもそうなんだけど、力強さも出てきて、スライダーはずっと良かったんだけど、真っすぐがちょっと散らばってたので、その辺がきょうはしっかりコントロールできていたし、状態は上がってきているんじゃないかな」
――井上が3安打。
「追い込まれてから非常に粘り強く、ファウルを打ちながら最後はヒットにするというかたちで、追い込まれてからは今日みたいなバッティングをしてほしい中で、やっぱり彼の持ち味は長打という中で、追い込まれるまでにもっと狙い球を絞らないといけないと思うし、一発で仕留めるくらいのスイング、気迫というか、それが備わってくると。2ストライクバッティングは非常にいいものが出ているのでね。あとは打ち損じをしないように、その集中力、気迫だね」
――木浪が1時間ノック受けた。
「まあちょっと、その練習を少し繰り返して、練習する体力、試合に出る体力をもう少し、やっぱり出られますだけじゃ、体力もつけていかないといけないし、反復練習が必要なので。遠征も残って、こっちでシートをやるので、そこで1回立って、来週くらいから徐々に入っていければなと。現時点ではそう思っています。(シートの日付は)ちょっと天候の関係があるので、金土日のどれか、土日かな。土日のどっちかかな」