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巨人・井上温大 降雨ノーゲームで広島戦初勝利はお預け 3回まで3安打1失点

スポニチアネックス 2024年7月10日 19時47分

 ◇セ・リーグ 巨人―広島(2024年7月10日 マツダ)

 巨人の5年目左腕・井上温大投手(23)が10日の広島戦(マツダ)で今季6度目の先発登板。1―1で迎えた4回表途中に降雨ノーゲームとなり、広島戦初勝利と今季4勝目はお預けとなった。

 この日も岸田とバッテリーを組んでマウンドへ。

 初回は2死後、上本を四球で塁に出し、小園の左前打で一、二塁。石原の打席で上本の三盗と自らの暴投で二、三塁とされたが、石原を中飛に打ち取り、無失点で立ち上がった。

 すると、味方打線が直後の2回に大城卓、岸田と捕手登録2人の連続二塁打で先制。早くも援護点をもらった。

 だが、井上は3回、1死から秋山に左前打され、野間の右中間二塁打で二、三塁のピンチ。上本の右犠飛で追いつかれた。

 1―1となって迎えた4回表。巨人の攻撃は5番・大城卓からだったが、カウント1―1となったところで雨が激しくなって中断。結局、再開されずにノーゲームとなった。

 試合不成立のため投手成績も打撃成績もカウントされないが、井上のこの日の投球内容は3回で打者12人に対して49球を投げ、3安打1失点。1三振を奪い、与えた四球は1つ、直球の最速は148キロだった。

 前回登板した3日の中日戦(前橋)では、家族や友人が多数観戦した地元でプロ最長の8回を投げて5安打無失点の快投を披露し、3試合ぶりとなる今季3勝目。9回のマウンドは泉に譲ってプロ初完投&初完封こそ逃したものの、97球で7奪三振という見事な内容だった。

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