◇セ・リーグ 阪神4ー1ヤクルト(2024年7月10日 甲子園)
プロ初スタメンの野口が2打点とチームに貢献して、4連勝。岡田監督は打線のつなぎについて「4点も取ってんねんやで、お前」と会心勝利を強調。野口のスタメン継続に関しても「あるある、全然ある」と言い切った。以下は一問一答。
――野口の起用がはまった。
「はまったというか、ちゃんとしたら打てるよ」
――前の打席で振った球を振らずに。
「そうそうそうそう。そらみんな初めてのね、ええピッチャーやし、なかなか2軍では対戦できないようなピッチャーと当たってるわけやから。最初からどんどん打てとは言えないし、キレのいいボールを空振りしたら今度はそれを振らないように、そうしていけばええんよ」
――(6回の)ショートゴロも強いスイングだからこそ。
「そうよ、あれ差し込まれたらショート正面ぐらいのゴロでゲッツーなってるかもわからんけど、やっぱり差し込まれてるけど振り切れてるから、ああいうね、弾む打球いうたらおかしいけど、やっぱり、ボールもスピンかかってるから弾むんやろね。差し込まれて、あんな弾まんよ。振り切ってるから弾むと思うよ」
――島田の途中交代で守備もハマった。
「普通やんか。回ったら、出たら代走からいくいうのは普通のことやし」
――まだ満点ではないけど、つなぎは。
「できた方やろ。4点も取ってんねんやで、おまえ」
――これで4試合連続逆転勝ち。
「まあ、1点は逆転っていうかな、って思うけどな。先に点取られたらみんな逆転勝ちになるけど、本当やったら、その1点でピッチャーがしのいで。初回1点取られてもピッチャーは打線の援護を待つわけやから。その1点で逆転いうのもどうかなと思うけどな、普通はな」
――これまでその1点が重かった。
「いや、重かった。そら重かったよ、これまではなあ」
――少し変わってきたか。
「まあそうやね。ヒットの割に点取れたもんね、今日は」
――相手のミスも生かして。
「まあでも、それも野球やで。こっちもミスして点取られるんやからな」
――野口はまたチャンスが。
「あるある、全然ある」
――次の中日戦も。
「そんなんまだ決めてないわ」