TBSの宇内梨沙アナウンサー（32）が10日、水曜パートナーを務める同局ラジオ「アフター6ジャンクション2」（月～木曜後10・00）に出演。7日に放送された同局「アッコにおまかせ！」で、東京都知事選をめぐって誤った情報を伝えたことについて触れる場面があった。
7日の「アッコにおまかせ！」では同日投開票の都知事選を取り上げたが、宇内アナは投票用紙についての話題の中で「漢字を間違えてしまうと、無効になってしまいます」と候補者の記名の仕方について言及。続けて「正しく、立候補した名前で書いてください。ひらがなで立候補している人はひらがなで、漢字で立候補している人は漢字で書くようにしてください」と説明した。
しかし番組が進行する中で、「東京都選挙管理委員会によりますと、候補者の名前をカタカナやひらがなで記入しても、候補者と特定できれば有効になるということです。大変失礼致しました」と自身の説明を訂正。「大変失礼致しました」と繰り返し、謝罪した。
放送を受けてSNSでは「選挙妨害」「ミスリード」など厳しい意見が相次いだが、宇内アナはこの日の番組で、パーソナリティーの「RHYMESTER」宇多丸に「宇多丸さん、少しお時間いただいてよろしいですか？」と断ってから「いつも『アトロク』を聴いてくれているリスナーの皆様にメッセージがございます」と切り出した。
そして「アトロクにも皆様からのいろんなご意見届いています。そして私はそれをしっかりと拝読し真摯に受け止めています。これが私からのメッセージです」としっかりした声で語った。
これを受けて宇多丸は「何の件か分からない人は、ねっ、調べといてください。ちゃんと別の場所できっちりやるということなんでね」とリスナーに呼び掛け、宇内アナも「ここは『アトロク2』ということなので」。
宇多丸は「いろんなバランスがある、分かるね？私はSNSもやっていないのでよく分かってないところもあります」と言い、「その件はしかるべきね、元の…この番組とは直接関係のないことなんで」と補足した。