西武は11日、球団OBのオレステス・デストラーデ氏（62）がスペシャルアドバイザーに就任したと発表した。主に外国人選手の生活面やメンタルサポートなどを担う。
デストラーデ氏は89年6月に新助っ人のとして入団。1990年から92年まで日本シリーズ3連覇を成し遂げたチームの打線の中心として「カリブの怪人」と呼ばれた。92年には41本塁打を放ち、外国人選手としては初となる3年連続の本塁打王を獲得。DH部門でのベストナインも3年連続で受賞していた。
今季はメジャー通算27発のコルデロと同114発のアギラーを獲得。しかし、コルデロは不振に2軍調整中。4番を務めたアギラーも打率・204、2本塁打と状態が上がらず、5月8日に右足首痛を訴えリハビリが長引いている状況。デストラーデ氏は外国人選手のメンタルケアなどで大砲の復活を託され「またライオンズファンの皆さんと会えると思うと、とても楽しみです。ライオンズは今、私と同じく中南米出身の外国人選手が多いので、彼らを生活面も含めてしっかりとサポートして、大好きなライオンズの力になれるように尽くします」とコメントした。