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中村紀洋氏 昨今ブームのアッパースイングに警鐘「大谷翔平くんの映像で錯覚起こしてる」

スポニチアネックス 2024年7月11日 15時5分

 元中日コーチの中村紀洋氏(50)が、大久保博元氏(57)のYouTube「デーブ大久保チャンネル」に出演。ドジャース・大谷翔平のバッティングで勘違いされている点を解説した。

 NPB通算404本塁打の中村氏は「アッパースイングでは絶対無理」と昨今ブームのスイングスタイルに首を傾げた。

 現在、静岡の浜松開誠館でコーチをしている中村氏は、高校生がYouTubeで映像を見て「アッパースイングを真似している」と指摘した。

 ドジャース・大谷のスイングがお手本のようにされているが「ワキ空けて煽るというか。大谷くんも(構えるときは)左ワキ空けてるんですけど、あの人はアッパー(スイング)ではない。基本ダウンですよね」と解説した。

 中村氏は「(大谷は)腕が締まって(ボールを)叩いている。映像見たらワキ空けてそのまま振っている錯覚起こしていると思う」と、続けた。

 スカウティングのために中学生を視察することもあるという中村氏。「全員ワキがだだ空き。おそらく真っ直ぐについて行けないかなと思う」とアッパースイングの問題点を指摘した。

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