元中日コーチの中村紀洋氏(50)が、大久保博元氏(57)のYouTube「デーブ大久保チャンネル」に出演。中村氏をホームランアーティストに育てた「伝説の試合」を紹介した。
大阪出身で子供の頃から阪神ファン。小学6年生のとき、父親が知人から譲られたチケットで、1985年4月17日の阪神―巨人戦(甲子園)、伝説のバース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発を目の当たりにした。
「バックネット裏から見ていました。真っ直ぐ飛んでいきましたね、3本とも」と笑顔で振り返った。
印象は鮮烈で、すべての球種まで覚えているという。
「ホームランというのは凄くいいなと思ったのがそこです。球場の空気が変わった」と、フルスイングを代名詞として通算404本塁打を重ねた中村氏の原点と紹介した。
歴史的な試合をスタンドで目撃した幸運が、中村氏をホームランアーティストに育てたが、実はもう一人、今もユニホームを着ている某コーチもそこにいたという。
中村氏は「小田幸平です」と現中日の1軍捕手コーチの名前を挙げ、「“僕もいました”という話になった」と明かした。