7日に投開票された東京都知事選で落選したタレント・清水国明氏（73）が11日、自身のX（旧ツイッター）を更新。自身に関するさまざまな情報について回答した。
任期満了に伴う東京都知事選。史上最多の56人が立候補し、現職の小池百合子氏が3選を果たした。清水氏は無所属新人で立候補し3万8054票を集めたが落選した。
都知事選後も、清水氏に関する報道は続いた。清水氏は「私に関する情報について、誤っている事、切り取り方によって受け手に語弊を招いてしまっている状況になりましたので、キチンと発信しようと思います」と書き出し、散見する自身の情報について言及した。
まず「清水国明が野党統一候補の本命だった」という情報については「事実無根です。そういった話は全くございません」と否定。「与野党無所属関係無く、私の示した東京都の災害対策について“大事ですね”と賛同を表明して頂いた方はいましたが、全て個人的なもので終始しています。
「清水国明さんも石丸さんの筋だよね」「完全に台本じゃ？」という声については「筋でも無く、台本もありません」とし、「共通の知人（井川さん）はいますが、私は井川さんから支援を一切受けていませんし、石丸さんとは1回しか会ったことがありません。連絡先も知りません」とした。
「石丸伸二氏が清水氏に出馬を促した」という報道については「確かに石丸さんに“清水さんが都知事選に出てはいかがですか？”と言われた際に、出馬を考えまし、出馬するなら…と具体的な事を考えましたが、出馬を決心したのは能登半島地震の惨状を見て、次は東京、首都直下型地震が危ないと考えた為です」と思いを述べた。
さらに「清水国明とクリークアンドリバーに明確な繋がり」という情報については「クリークアンドリバー社の井川さんとは異業種交流会でのお付き合いとそれらに関連する事のみです。井川さんが清水陣営への選挙応援してくれた事は無く、私と石丸陣営との繋がりなども一切ありません」と、井川幸広氏とのつながりと否定したが、「清水国明は井川の歌を作るレベル」という情報については「事実です。制作を依頼され、仕事として歌を作りました。これは井川さんに限らず、仕事なので基本的に依頼されたものは精査し、引き受けております」とした。
さまざまな情報について一つ一つ丁寧に説明した上で、「最後に本ポスト目的を再掲いたします。事実を発信する事が目的です。私は、石丸さんと共通の知人はおりますが、私自身、石丸さんと1回しかお会いした事は無く、連絡先も知らない為、私自身のポストとして投稿いたします」と注意喚起。「万人からの全ての質問に答えていくのは、私1人ではできませんが、ひとまずの所、私の公言として事実を列挙いたしました。推察による投稿を見た人が事実を誤認する事で、私だけではなく、お世話になっている方をも批判の的になってほしくない思いで一杯です」と呼びかけた。