◇プロボクシング54.4キロ契約ノンタイトル戦 那須川天心(帝拳)<10回戦>ジョナサン・ロドリゲス(米国)(2024年7月20日 東京・両国国技館)
WBA世界バンタム級7位の那須川天心(25=帝拳、3勝1KO)とボクシング転向4戦目の相手で、WBA同級4位ジョナサン・ロドリゲス(25=米国)が11日、羽田空港に来日した。
父のインディオ・ロドリゲス・トレーナーら陣営と来日したロドリゲスは「長いフライトでしたが良かった」と約13時間のフライトにも笑顔。約3カ月のと合宿で調整し「これから日本で続く最初の試合になるといい」と意気込んだ。
ロドリゲスはプエルトリコで生まれ、8歳で米国に移住。アマチュアボクサーだった父の影響で12歳からボクシングを始めた。23年には元世界王者カリド・ヤファイ(英国)を1回KOで下した強敵だ。
那須川の印象については「試合前まではあまり知らなかったが、メイウェザーと試合をしたのは知っている」としながら「もチろん良いファイターだと思っている。これも自分にとっては世界戦というぐらいの意気込みで来ている。彼を軽く見たりはしていない」と表情を引き締める。
2戦連続のKOを狙う那須川には「もちろんこれは格闘技だ。向こうがKOで来るならこっちもそのつもり。スキルあるが、彼がどんなものを出してこようと対応するだけ。スキルある相手とはいえ私にもある。いい試合になるだろう」とにやりと笑った。