今季までNBAグリズリーズに所属して、来季のBリーグ入りを表明していた渡辺雄太(29)が11日に自身のインスタグラムを更新。Bリーグの千葉ジェッツ入りを報告。千葉ジェッツの公式サイトでも正式発表された。
自身のインスタグラムで「この度千葉ジェッツと契約させていただきました」と千葉ジェッツ入りを報告。
背番号は「1」。その理由についても「また新たなプロバスケ人生を日本で一からスタートすると言う事で、背番号は「1」にしました」と説明した。
最後に「新しい環境での旅の始まりに本当にワクワクしています!今後も応援よろしくお願いします!」とファンにメッセージを送った。
千葉ジェッツの公式サイトでは「この度千葉ジェッツふなばしでは、渡邊雄太選手と、りそなグループB.LEAGUE2024-25シーズンの選手契約が基本合意に至りましたのでお知らせいたします」と報告。加入への経緯やコメント等については、パリ五輪後の8月中に公式記者会見の実施予定。
昨季はサンズと2年契約を結んでシーズンをスタートしたが、出場機会を伸ばせず、現地時間2月8日にサンズから古巣グリズリーズにトレード移籍した渡辺。しかし3月4日から右手首の負傷で欠場。その後は「個人的な理由で」コートに立たず、22試合連続欠場で今季を終えた。その理由は「メンタル的なことでお休みをもらってました」と告白。
そして日本でのプレーを決意。グリズリーズからは「ユウタはプレーオプションも1年残っているからチームに戻ってきてほしい。チームの戦力になるのはわかっている」というありがたい言葉をもらったが、渡辺の気持ちが変わることはなかった。「シーズンが終わって清々しい気持ちだった。来シーズンから日本に帰ってプレーさせてもらいます」と心境を明かしていた。
渡辺の加入チームには世界が注目する中で、FIBA公式の五輪特集サイトは、八村の代表復帰についての記事を投稿。文中で八村以外の注目選手を紹介する中で「渡辺雄太もまたこのチームのキーマンである。6年間のNBA経験を持つ206センチのフォワード。来シーズンは千葉ジェッツで日本のBリーグでプレーする予定だ」と移籍先についてまさかのネタバレ現象が起こった。
一夜明けて、当該記事は「渡辺雄太もまたこのチームのキーマンである。6年間のNBA経験を持つ206センチのフォワード」修正され、渡辺雄の移籍先については削除されていた。
そして11日に千葉ジェッツ加入が正式に発表された。