韓国の男性5人組「TOMORROW X TOGETHER」が10、11の両日、初の東京ドーム公演を行った。デビューから5年4カ月でたどりついたステージに、リーダーのSOOBIN(23)は「夢だった東京ドームに立ててうれしい!実感が湧きません!」と喜びを爆発させた。
突然の涙に会場が熱くなった。28曲目を終えると、左足の甲を骨折中のためイスに座って歌唱していたBEOMGYU(23)が「全てこなせなかったことが心残り」と男泣き。駆け寄って励まし合うメンバーに、MOA(ファンの総称)からは惜しみない拍手が送られた。
初の4大ドームツアーは華々しく開幕。BEOMGYUは一部のみの参加となったが、TAEHYUN(22)が「5人がいるような楽しいステージを約束します」と誓い、力強いダンスパフォーマンスを見せつけた。
HUENINGKAI(21)は「MOAを幸せにする責任がある」と宣言。トロッコを使ってファンに近づいて交流するなど、ファンをメロメロに。3時間のステージで最新曲「ひとつの誓い(We’ll Never Change)」など全29曲を届けた。
2020年に日本デビューし、翌21年発売の日本初アルバム「STILL DREAMING」から10作連続でオリコン1位を記録。米ビルボードチャートでも1位を獲得するなど、世界で人気を集めている。4大ドームツアーを経て、ますます成長していく意気込みだ。YEONJUN(24)は「一緒に過ごしてくれてありがとう」と感謝。次なる地で待つファンに幸せを届けていく。(高原 俊太)