阪神はきょう12日から敵地で中日3連戦に臨む。岡田彰布監督(66)は名古屋入りする前に新大阪駅で報道陣に対応。プロ初昇格を果たす藤田などについて言及した。以下は一問一答。
――ビジターが続くが、ドームはありがたい
「いやいやそら、雨予報やからな、ドームでよかったよ」
――しんどい試合が続いてきた
「しんどいって言っても勝ち負けで全然ちゃうよ」
――どちらに転んでもおかしくない試合を勝ってきたのは大きい
「そういうことやろ、結局は。おんなじ試合するのも、勝ち負け(の展開で)でそら使い方も全然ちゃうで」
――リリーフも余力ある使い方をできた
「だからお前、9人いらんいうたからな、ブルペンが。あれはな、ちょっとお前、だから、広島とかで投げとったからな。補充せんと、と思っとったけど」
――藤田は接戦になると捕手のところでやりくりがしやすくなる
「あれや、今、(先発は梅野が)4、(坂本が)2やけど。ずっと真ん中投げとったからな、左が。(梅野と坂本が)交代交代やろ?1日おきになるやろ。だから、ある程度ベンチでな、ベンチでキャッチャーはバッターを見させておかんとな。イニングの時にピッチャーのボールを受けるとかな、2人しかおらへんから。それちょっとなあ。それはもう広島で言うてたんや。キャッチャー3人にしようかって。余裕ができたらな」
――藤田はキャンプも頑張っていた。
「そや。使うために上げるというかな、それじゃないかもわからんけどな」
――藤田はいいアピールチャンスになる。
「初めてか。ああそうか。中川はまだ上がってないんか」
――昨年の交流戦で上がった。
「藤田は初めて1軍か。知らんかったそれは」
――今日は試合がなくてイレギュラーな6連戦になる。あすは村上、ビーズリーは巨人に回るか。
「巨人、巨人。月曜日はまだ誰も投げてないからな。ビーズリー1人が間隔な、ちょっといびつになるけど、いびつなやつはずっといびつでいった方がええやんか(笑)それの方が慣れてるかも分からん」
――この間も影響なさそうだった
「おお全然大丈夫よ」
――藤田を上げることで原口を使うタイミングが
「そら、いつでもいけるようになる。いつでもいけるようになるからなあ、大山もライト守らんでええやろ」
――終盤7、8、9回あたりでいろんな手が打てる可能性が
「そら、あるある。前川が出だすとなあ、いま左の代打が糸原一枚になってしもうたからなあ。植田もおるけど、植田はそこまで代打いうあれじゃない。そこまでまだ余裕はないわ」
――オールスターまでが区切り。ビジター6連戦は大事に
「まあ9試合やから、1個2個、貯金つくれたらええんちゃう」
――ここからは後半戦の戦い方も見据える
「後半ちょっとなあ、だからドームで投げたピッチャー、東京ドームの方な、一回抹消できるからな、そのへんでちょっとピッチングコーチと相談して、変える可能性もあるわな、1回な。また3つ始まりやろ、金土日始まりやろ、またな。そういう関係もな」
(自ら切り出し)
「ちょっとのう、100周年やからええピッチャー行っとかなあかんしな。100周年記念のなあ」
――(甲子園100周年の)8月1日はカード3戦目
「そや」
――3戦目というよりカード全体
「6連戦のな、6連戦のしょっぱなのカードいう感じやからな。まだそれはお前決めてないけど、まあ、オールスターくらいまでに決めるわ」