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カブス・今永 球宴選出御礼8勝 今季最多147発打線を6回零封!サイ・ヤング腕との投げ合い制した

スポニチアネックス 2024年7月12日 1時31分

 ◇インターリーグ カブス4-0オリオールズ(2024年7月10日 ボルティモア)

 カブス・今永が、8勝目を手にした。今季30球団最多147本塁打の強力オリオールズ打線を6回6安打無失点。21年ナ・リーグのサイ・ヤング賞右腕バーンズとの投げ合いを制し、3連勝に導いた。

 「ある程度失点を計算しながら投げたことが、自分を楽にさせてくれたのかな」。6月15日以来4試合ぶりの白星で、5月18日以来8試合ぶり6度目の無失点投球だった。16日(日本時間17日)のオールスター戦にチームから唯一選出され、これが前半戦最終登板。球宴前に8勝は球団新人2位タイだ。防御率も2・97と再び2点台。「運だとか自分の力じゃないとか思っていたけど、驚きもあった前半戦の数字を、後半戦はしっかりと証明していく作業をやりたい」と話した。

 44勝49敗で地区最下位タイの中、先発した17試合は13勝4敗。夢舞台へ「もしチャンスがあるなら投げてみたい」と胸を高鳴らせた。

 ≪前半戦では球団新人2位タイ≫今永の前半戦8勝は、1933年以降のカブス新人投手では1957年のディック・ドロット、1998年のケリー・ウッドに並ぶ球団史上2位。日本投手では16年の前田健太(ドジャース)と並ぶ5位になった。また先発で6回以上を投げ無失点は今季4度目となり、カブスの公式SNSはこれが今季リーグ最多タイと伝えた。

 ≪誠也は1打点&盗塁で援護≫鈴木が4打数1安打1打点で、今永を援護した。「4番・DH」で出場し、2―0の5回2死三塁から三遊間を破る左前適時打。2戦連続打点をマークした。さらに二盗に成功し、今季9盗塁目。1年目だった22年と並ぶメジャー自己最多タイとなった。前日「必死にしがみついて頑張りたい」と話していたように、ア東地区首位のオ軍相手に2連勝を飾った。

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