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ドラフト上位候補、報徳学園の151キロ右腕・今朝丸「兵庫のてっぺんを獲って…」 初戦4失点も

スポニチアネックス 2024年7月12日 5時31分

 ◇第106回全国高校野球 兵庫大会2回戦 報徳学園13―4舞子(2024年7月11日 ベイコム尼崎)

 小雨が降りしきるベイコム尼崎のネット裏に、熱気が充満した。今秋ドラフト上位候補に挙がる最速151キロ右腕、報徳学園・今朝丸裕喜(3年)が今夏初戦に登場し、11球団26人ものスカウトが押し寄せた。

 「立ち上がりで取られてしまったのが反省」と振り返ったように結果自体は振るわなかった。直球を狙われて初回から3イニング連続で失点し、5回8安打4失点。もちろん、地力も発揮した。直球は最速147キロを計測。8三振を奪って15アウトの過半を三振で決め、「兵庫のてっぺんを獲って甲子園で日本一になることを目標に」と先を見据えた。

 地元・阪神は畑山俊二統括スカウトを筆頭に6人態勢で視察し、熊野輝光スカウトは「力を持っているのは分かっている」と評価した。 (惟任 貴信)

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