◇第106回全国高校野球選手権神奈川大会2回戦 菅4－1逗子開成（2024年7月11日 横須賀）
菅（神奈川）の最速143キロ右腕・岩瀬将（3年）が初戦に先発し、1失点完投勝利。最速で138キロの直球にスライダー、カーブを織り交ぜて7三振を奪い「調子が良いとは言えないが、良い感じに“逃げる”ことができた」と的を絞らせない投球を振り返った。
既に国内やメジャーのスカウトが視察に訪れている「公立の逸材」は、育成指名OKのプロを希望。この日は広島など3球団のスカウトが視察に訪れ、地元のDeNA・永池恭男アマスカウトは「制球力が向上し、変化球でストライクが取れるようになった」と評価した。次戦は14日で地力のある私立校の向上が相手。プロへのアピールに向け、岩瀬は「みんなに見てもらいたい」と対戦を心待ちにした。（柳内 遼平）