日本相撲協会は12日、大相撲名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の取組編成会議を開き、初日の全取組を発表した。横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)の出場が正式に決まり、初日に新小結・平戸海(24=境川部屋)との対戦が組まれた。
平戸海との対戦は幕内では初めて。大関から序二段陥落後の復活途中にあたる幕下時代、2019年九州場所で一度対戦して小手投げで勝っている。稽古場での手合わせは、4月27日の春巡業所沢場所と今月5日の立浪部屋への出稽古でそれぞれ三番稽古を行っていた。
照ノ富士は直近2場所連続で初日に敗れており、その後途中休場となっている。
自身10度目の優勝へ向け、まずは初日に勢いのある若手を退けたいところだ。