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【セブンズ】石田吉平主将「結果にこだわる」リオ五輪の金星再現からメダル獲得目指す パリへ出発

スポニチアネックス 2024年7月12日 10時31分

 3大会連続出場となるパリ五輪(26日開会式)に臨む7人制ラグビー男子日本代表が12日、羽田空港から現地へ向けて出発した。チームはパリ近郊で最終調整を行い、18日に選手村に入村。開会式2日前の24日に、今大会の日本選手団の先陣を切ってニュージーランドと初戦を戦う。

 出発前に取材に応じた石田吉平主将(横浜)は「気持ちが高まってきた。(東京五輪は)コロナ下だったので応援の声をあまり聞けなかったが、今回は応援されているありがたみを感じる。アスリートとして立てる一番大きな舞台。気負い過ぎずに楽しみたい」と抱負を述べた。

 7人制ラグビーが初採用された16年リオデジャネイロ五輪では、日本男子は初戦で優勝候補のニュージーランドを破るなど大躍進し、惜しくもメダルは逃したが4位入賞を果たした。当時は大阪・常翔学園高1年で菅平合宿中。チーム全員でニュージーランド戦をテレビ観戦し、五輪出場を志したという石田吉は「次は僕たちの番。セブンズが一番注目される舞台なので、結果にこだわりたい」と言葉に力を込めた。

 自身も学生唯一の代表として臨んだ21年東京五輪はわずか1勝に終わり11位。近年の国際大会でも低迷が続くが、8年前の再現から一気にメダル獲得へと駆け上がるプランを描く。「僕たちのスタイルを貫けば勝てる。(日本選手団の)一番はじめの試合なので、勢いを付けたい」と覚悟を示した。

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