大橋ボクシングジムは12日、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥（31＝大橋）とWBO世界バンタム級王者・武居由樹（27＝同）の次回世界戦に関する記者会見を16日午後1時から行うことを発表した。
会見では大橋ジムの大橋秀行会長が試合概要を説明し、出席予定の井上と武居が次戦への意気込みなどを語る。両者はともに5月6日に東京ドームで行われた世界戦に出場。井上尚は元2階級制覇王者ルイス・ネリ（メキシコ）に6回TKO勝ちし、武居はWBO世界フライ級王者だったジェーソン・モロニー（オーストラリア）に12回判定勝ちし、世界初挑戦で世界王座を獲得した。
9月中旬となる見込みの次戦は、井上尚が元IBF同級王者でWBO世界同級2位テレンス・ジョン・ドヘニー（アイルランド）との防衛戦となることが有力。先月取材に応じた際には「来月どこかで発表があると思う」と正式決定間近であることも示唆していた。
武居は元WBC世界フライ級王者でWBO世界バンタム級1位の比嘉大吾（28＝志成）との指名試合となる見込み。会見は、NTTドコモの映像配信メディア「Lemino」で独占無料生配信される予定。