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岡村隆史、選挙特番は「マウントの取り合い」質問者への笑いに「笑うことで優位に立つ」

スポニチアネックス 2024年7月12日 13時35分

 お笑いコンビ、ナインティナインの岡村隆史(54)と矢部浩之(52)が11日深夜のニッポン放送「ナインティナインのオールナイトニッポン」(木曜深夜1・00)に出演。7日に投開票された東京都知事選について語った。

 岡村は「面白かったですね。選挙特番」と切り出し、「若い時は選挙の時は、あんな特番早く終わって、通常通りの番組やってくれと思っていたじゃないですか。年齢重ねてくると、ああいうのちゃんと見る。カッコいい言い方でもなんででもないですけど、どこかで政治に向き合っている自分がいるんだって思える」と、選挙に対する関心の変化を語った。矢部も「昔より候補者の話す内容は聞くよね」とうなずいた。

 岡村は「でも、言うてることは分からへんねん。結局、かしこ(賢い)同士のケンカみたいになってるから」とした上で、「それが面白いなって思う」と感想。「イエスかノーかでも答えはらへんし。言うたらアカンことがあるのか、遠回しに煙に巻くやり方なんかわかりませんけど。テレビ見てて、なんでこうグチャグチャ遠回りに言うのかなとか。スタジオにいる人も、なんでこんなケンカ腰でやり取りしはんのかな、嫌いなんかなと思ったりしながら見ていると面白い」と語った。

 矢部は「“論破されたくない合戦”みたい」と話した。岡村は「僕らなんかにはよく分かりません。かしこ同士のマウントの取り合いやから、よう分かりませんけど。すぐ『定義は?』って」と、選挙特番を振り返った。

 候補者の中でも前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)の言動が大きな話題となり、SNSでは「石丸構文」が流行している。

 岡村は「石丸構文とか言われてはる」と言及。「その人らのディベートのパターンというか、かしこの人ほどいろいろなテクニックを持っている。痛いところ突かれたら、うまいこと遠回しにしながら話をすり替えるとか。そういうテクニックをちゃんと持ってはんねんなと思った」と感心した。

 続けて「話の途中で“ふんっ”って笑ったりしはるやん。あれって絶対、笑った側がマウント取ってる。“ふんっ”って笑うことで、“いや、あなたの言ってることおかしいですよ”って。“質問されてることがちょっとおかしくて笑っちゃったんですけど”って言うんですけど、普通の会話してて笑うことなんかないやん。“こいつ、おかしなこと言うたな”と思って、笑うことなんかないんですよ。だからあれはもう演技でしかないんですよ。笑うことで優位に立つ。かしこの人のしゃべりのやり方のテクニック」と語った。

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