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フィリーズ・スタッブス 大谷翔平封じてド軍を13年ぶりスイープ「私たちもいいチーム。最高勝率だ」

スポニチアネックス 2024年7月12日 13時40分

 ◇ナ・リーグ フィリーズ5―1ドジャース(2024年7月11日 フィラデルフィア)

 フィリーズのアーロン・ノラ投手(31)が11日(日本時間12日)、本拠でのドジャース戦に先発。6回4安打1失点、9奪三振と好投し、リーグ2位の今季11勝目を挙げた。ポストシーズンで対戦する可能性のあるナ・リーグ西地区首位のドジャースをスイープし、チームに本拠通算900勝の節目の勝利をもたらした。対ドジャースのスイープは2011年以来13年ぶりで、本拠での対ドジャース戦スイープは2008年以来16年ぶりとなった。

 初回にターナー、2回にマーシュがソロ本塁打を放ってチームを勢いづけると、2回1死満塁のピンチでは大谷翔平を空振り三振、スミスを遊ゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。6回にはマーシュ、ロハスが連続適時打を放ち、効率よく加点した。

 大谷からナックルカーブで三振を奪った場面について、ノラとバッテリーを組んだスタッブスは「カーブが彼の得意球だ。みんな打席のどこかでそれがくるのはわかっているが、いつかはわからない。彼は信じられないような投手だよ」と話した。

 今カードで10打数3安打1打点、4三振に抑え、適時打1本以外は決定的な仕事をさせなかった大谷の対策については「アウトに取ることだ。そのゲームプランは誰に対しても同じだ。投手たちはいい球を投げてくれた。私たちはいい投手陣を持っているから、彼らが仕事を遂行すれば打つのは難しい。それは世界最高の選手である翔平にとっても同じことだ。どんな打者に対してもバランスを崩させることを目指している。狙い球と違う球を投げる。いたちごっこだ。投手陣はその点でいい仕事をしてくれた。いい球を投げ、バランスを崩し、アウトにとった」と説明した。

 試合中にプランを変えたのかとの質問には「それほど大きくは変えていない。ただすべての物事は速い速度で変わり、特にピッチクロックを使用しているとなおさらだ。だから迅速に適応しなければいけない」とし「投球を見直していかなければいけないが、すべてをうまく使えるように心がけた。彼は4つの球種を持っていて、そのすべてを混ぜ合わせてバランスを崩させた」と明かした。

 ドジャース相手に本拠では16年ぶりのスイープとなったことに「私たちもいいチームだ。本当にいいチームなんだ。メジャー最高勝率だ。フィラデルフィアに来るチームは、いいチームと対戦するとわかっているだろう。私たちもドジャースがいいチームとわかっていた。私たちはただその日のゲームプランを遂行する。今ではトップに立つことができていて、いい旅路になっているよ」とうなずいていた。

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