お得意様相手に史上13クラブ目のJ1通算300勝目を手にする。神戸はあす13日に敵地・札幌戦。「対戦したのは随分前の話なんで。相手の置かれている状況を考えれば危機感を持ってやってくるだろうし、メンバーも多少変わってくると思う。当然、こっちも前回対戦した時と同じメンバーというわけでもない。あすの試合だけに集中したい」。吉田孝行監督は普段通りを強調するが、直近9試合負けなし（8勝1分け）で、前回対戦は6得点の圧勝を収めた。
勝てば2位浮上の可能性がある一戦。「相手を分析して、自分たちの持ち味を全員が理解して、インテンシティーを保ちながらサッカーができている。これまでも結果を引き寄せるだけのプレーはできていて、内容で下回っていた試合はほぼない。今はそこに結果が付いてきた」。上位4連戦は2勝1分け1敗で、現在2連勝中。夏場を迎えて上昇気流に乗ってきた昨季王者が最下位を一蹴する。