◇セ・リーグ 中日3―0阪神(2024年7月12日 バンテリンD)
中日のライデル・マルティネス投手(28)が史上19人目の通算150セーブに到達した。
通算150セーブはチームの偉大な先輩・岩瀬仁紀の407セーブを筆頭に過去18人が達成していた。そのうち、外国人投手はサファテ(ソ=234セーブ)とクルーン(巨=177セーブ)の2人だけだった。
R・マルティネスは3点リードの9回に登板し、相手中軸の前川、大山、佐藤輝を打ち取った。
前日11日のDeNA戦(横浜)は1点リードの9回に2死無走者から同点に追いつかれてセーブ失敗。その翌日に区切りの数字に到達した。
先発マウンドは前回登板の5日広島戦で99球で完封し、100球未満での完封「マダックス」を達成した高橋宏。4連勝中の阪神相手にも勢いをぶつけた。4回に無死一、二塁のピンチを背負ったが、前川、大山、佐藤輝を仕留めて得点を与えなかった。8回のピンチもしのぎ無失点のままマルティネスにバトンを渡した。