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楽天・浅村が7号決勝ソロ「久しぶりに打ててよかった」 早川7回2失点でチームトップタイ6勝目

スポニチアネックス 2024年7月12日 20時40分

 ◇パ・リーグ 楽天 ― 西武(2024年7月12日 楽天モバイル)

 楽天は主砲・浅村の決勝弾で西武を3―2で下した。先発の早川が7回2失点で、藤井と並ぶチームトップの6勝目(3敗)。球団左腕初となる10試合連続クオーリティースタート(QS)をマークした。

 10日のロッテ戦(ZOZO)は5―18で大敗。先発で1死も取れずに降板した松井や捕手の堀内をら4人を登録抹消し、投手で小孫と吉川、捕手で石原を昇格させて臨んだ。

 均衡が破れたのは6回。それまで1安打に抑え込まれていた西武ルーキー左腕の武内を攻め、小深田の一塁へのセーフティーバントと村林の遊撃内野安打で1死二、三塁。ここで小郷が一、二塁間をゴロで破られる右前適時打を放ち、さらに武内の大学時代からのライバル・中島の二ゴロの間に村林が生還した。

 好投の早川は7回につかまり、無死二、三塁から野村大に中前へ運ばれて2―2の同点。だが、直後の7回裏に先頭打者の浅村が武内のチェンジアップを左翼席へ高々と打ち込む7号ソロで勝ち越し。浅村の一発は6月21日の日本ハム戦以来で、8回は酒居、9回は守護神・則本が抑えて逃げ切った。

 ▼浅村 イニングの先頭だったのでとにかく塁に出ることだけを考えていた。久しぶりに本塁打を打ててよかった。2点取ってすぐ追いつかれて、何やってんねんと思ったけど、何とか勝ててよかった。

 ▼早川 浅村さん、ありがとうございます(笑い)。テンポ良く投げられて、7回も追いつかれてから逆転されなかったのがよかった。浅村さんが打った瞬間、ベンチに戻ってハイタッチした。

 ▼今江監督 (早川は)点を取った後はもうちょっと踏ん張ってほしかったですけど、先制するまでは粘り強く投げてくれた。先発の役目はしっかり果たしてくれた。(打線は)なかなかチャンスもなかったけど、(西武の先発・武内を)何とか打ち崩したかった。ああいう投手に負けをつけられて、ウチにしても自信になったのでは。各打者がしっかり役割を果たしてくれて、今日はいい戦いができた。(13日の西武先発・今井には)何度もやられているので、明日は何とか勝ちたいと思う。

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