◇パ・リーグ 西武2―3楽天(2024年7月12日 楽天モバイル)
西武ドラフト1位左腕・武内夏暉投手(22)が7回6安打3失点でプロ初黒星を喫し、開幕から続いていた連勝は5で止まった。5回まで楽天打線を1安打に封じるも、6回に2点を失って先制点を献上。打線が同点に追いついた直後の7回は先頭の浅村にチェンジアップを左翼席に運ばれ、勝ち越しソロを被弾。「同点に追いついた裏に痛打され、失投だった。相手が一枚上でした」とうなだれた。
チームは今季4度目の6連敗。借金は今季ワーストの30に膨らみ、西鉄時代の1972年以来52年ぶりの屈辱。渡辺監督代行は「点を取った後だったので、何とか0点に抑えることが試合の流れの中では一番大事なところ。一発でホームランにした浅村がすごいというところもあるけど、最悪ホームランは避けてほしかった」と振り返った。