◇セ・リーグ 巨人3―2DeNA(2024年7月12日 東京D)
セ・リーグ首位の巨人は12日、東京ドームでDeNAと対戦し、3―2のサヨナラ勝ち。1点を追う8回に丸佳浩外野手(35)の右中間8号ソロで同点に追いつき、9回に若林楽人外野手(26)が左前へサヨナラ打を放った。
2軍調整からの復帰戦となった坂本は4打数無安打だったが、7回にオースティンの三塁線のライナーをダイビングキャッチ。そして9回無死二塁では、追い込まれながら二塁へゴロを転がし、若林のサヨナラ打へつなげた。
試合後の阿部監督と報道陣とのやりとりは以下の通り。
――サヨナラ勝利
「すごいゲームで興奮しました」
――最後の若林は初球から
「本当にね、大したもんだなと思って」
――8回に丸が同点弾。猛打賞
「ずっと好調を維持してくれているんで。8回のホームランも、何かあるんじゃないかなって思わせてくれる一発だった」
――坂本をスタメン起用。好守や九回の進塁打
「もう技術とか、そういううんぬんではないと思いますので。けどああいう最後のああいう場面でああいう打撃ができるので。明日も頑張ってもらおうと思います」
――戸郷
「ちょっとエンジンかかるのが遅いかなと見ていて思ったんですけど、力の入れどころだったり、そこをもう一回。けど結果的に2失点ですから、試合をしっかり作って先発の役割はしてくれたので。何とか次は先に援護して勝ちをつけさせてあげたいなと思います」
――首位キープ
「とにかく明日。今日は今日で切り替えて明日どう勝つか、みんなでやっていきたい」
――坂本は粘りも見えたが、打撃の状態は
「まあ、よくないね。よくないけども、ああいうのが最後にできる精神状態だから心配していないかな」
――若林は思い切りよくいった。
「よくスタメンでの起用に応えてくれたなともいます」
――ああいうのを彼に期待してるのでは
「うん、やっぱりポテンシャルも素晴らしいし、独特な世界を持っている方なので。なんかやってくれるんじゃないかなって期待感は持たせてくれるような選手だなと思って、僕も西武とのトレードさせてもらいましたけど。こうやって活躍できて本人が一番ホッとしていると思いますし。これを少しでも長く継続してほしいなと思います」
――岡本の先制弾大きい
「そうですね。すごいナイスホームランでしたし。その後の打席もゲッツーを打ったりしましたけど、すごくいつもより集中力があっていい打席に僕は見えましたね」
――左翼の練習も。明日は
「いや、まだ考えていない」
――大城卓も久々に捕手。
「大城が元気になってくれればこうやって勝ちにつながる試合になるし。本人も今日の試合でいいきっかけになったんじゃないかと思いますし、自信持ってやってほしい」
――6連勝
「もう勝てるときに勝つしかないのはみんなが思っているので。オールスターまで何試合とかそんなことは一切考えずに、目先の1試合をどう勝つかというのをみんな何が何でも勝つんだというのを1試合1試合出してくれればいいかなと思います」
――いいリズムになった要因はどこに。ヘルナンデスの加入も
「それもそうですし、岡本がどっしりできるようになったというのがチームにとって一番大きいかなと思いますね」