パイレーツの剛腕ルーキー、ポール・スキーンズ投手(22)が、16日(日本時間17日)に開催されるオールスター戦(テキサス州アーリントン)でナ・リーグの先発投手を務めることが決まった。
12日(同13日)、球団がSNSなどで決定を伝え「警告:熱波がテキサスを襲うでしょう」と表現した。
新人投手が球宴で先発投手を務めるのは、1995年の野茂英雄(ドジャース)以来。さらに過去には1962年のデーブ・ステンハウス、1976年のマーク・フィドリッチ、1981年のフェルナンド・バレンズエラがおり、スキーンズは史上5人目の快挙となる。
最速164キロを誇るルーキーのスキーンズは、今季ここまで無傷の6勝をマークし、防御率1・90。11日のブルワーズ戦では7回無安打無失点で11奪三振の快投を披露しており、そこから中4日でのマウンドとなる。
ナ・リーグはドジャース・大谷翔平投手もファン投票のDH部門で選出されており、球宴の舞台で怪物2人が共闘することになる。