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尊富士 名古屋場所は途中出場へ 全休なら来場所の幕下転落が濃厚 関取残留へ調整中

スポニチアネックス 2024年7月13日 4時2分

 日本相撲協会は12日、名古屋場所(あす14日初日、ドルフィンズアリーナ)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を発表した。2場所連続で途中休場していた横綱・照ノ富士(32=伊勢ケ浜部屋)は出場が正式に決まり、初日に新小結・平戸海と、2日目に明生と対戦する。十両以上では、再入幕の千代翔馬(32=九重部屋)と十両・尊富士(25=伊勢ケ浜部屋)の2人が初日から休場となった。

 春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士は、初日からの休場が決まった。右足首のじん帯損傷で夏場所を全休。史上最速優勝から史上最速のわずか1場所で十両に転落した。復帰を目指して慎重に調整を進め、10日から序二段力士との実戦稽古を再開。11日の稽古後、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は「本人は出るつもりで前向きに頑張っているけど、まだ関取衆との稽古ができていない」と出場を不安視していた。

 今場所は東十両2枚目のため、全休なら来場所の幕下転落が濃厚となる。師匠によると、今場所の途中から出場する可能性が高いという。関取残留、そして幕内復帰を目指す戦いへ、復活した姿は場所中に見られそうだ。 (前川 晋作)

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