◇インターリーグ カブス8－0オリオールズ（2024年7月11日 ボルティモア）
カブス・鈴木が3打席連続で適時打となる長打を放った。3回に左翼線二塁打で先制点をもたらすと、5回は左中間へ再び適時二塁打。さらに7回1死一塁から中越えに今季3本目の三塁打で続いた。3回と7回はともに1ボールからの2球目を叩き「（甘い球を）一発で仕留められたのが良かった要因だと思う。積極的にしっかり振れた」と胸張った。
前日に死球を受けた主砲ベリンジャーが、左手中指を骨折して負傷者リスト入りした。今季初めて「3番」に座り「自分の持っている力をしっかり出して、何とかカバーできるように頑張っていけたら」と気合も入った。
チームはナ・リーグ中地区最下位に沈んでいるが、ア・リーグ東地区首位のオリオールズを相手に同一カード3連勝を飾り、前カードから4連勝とした。「このままの勢いで前半戦をしっかり最後まで戦って、またいい試合ができればいい」と次の遠征先セントルイスへと向かった。