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神戸弘陵のドラフト上位候補右腕・村上泰斗が完投発進 9回1死から初安打浴びてノーノー逃す

スポニチアネックス 2024年7月13日 11時0分

 ◇第106回全国高校野球選手権兵庫大会2回戦 神戸弘陵6―1飾磨工(2024年7月13日 明石トーカロ)

 今秋ドラフト上位候補に挙がる神戸弘陵の最速153キロ右腕・村上泰斗投手(3年)が、2安打完投勝利でチームの初戦突破に貢献した。8回まで無安打投球。偉業達成への期待が高まった9回1死から中越え二塁打を浴びてノーヒットノーランを逃すと、2死三塁から内野安打で失点して完封もなくなった。それでも最後の打者を打ち取り、11奪三振で投げきった。

 注目度の高さを示すように、ネット裏では日本ハムやオリックスなど8球団のスカウトや編成陣が視察。オリックスの谷口悦司スカウトは「股関節が柔らかくて、ウチの山岡(泰輔)のように力を無駄なく伝えて投げることができている。変化球でもしっかりと腕が振れている」と高く評価した。

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