◇インターリーグ ドジャース4―3タイガース(2024年7月12日 デトロイト)
ドジャースの大谷翔平投手(30)が12日(日本時間13日)、敵地でのタイガース戦に「1番・DH」で先発出場。9回に決勝打を放つなど5打数1安打1打点でチームの連敗を4で止める勝利に貢献した。試合後の主な一問一答は以下の通り。
―――相手先発・スクバルは好投手。攻略できなかったが試合は逆転勝ちした。
「もちろん(スクバルは)素晴らしい投手でしたし、なかなかこっちに流れが来ない中で皆、球数を稼いだり、そこまで長いイニングを投げさせなかったので、その結果が最後になってこういう形になってるのかなと思います」
――今日の打席でスイングで修正したところは。
「毎回変えてる、試してはいます。打ち取られてはいたんですけど、スイング自体は良かった。最後、継続してそれでいきました」
――4連敗中でケガ人が多い中、今日の勝利はチームにどれぐらい大事だったか。
「カード初戦ということもありましたし、勝つか勝たないかはだいぶ違うと思うので、連敗中というのもそうですけど、後はオールスター前、最後の一押しだと思うのでオールスターに入る前にしっかり連勝して後半戦に臨めたらなと思います」
――チームはこの2カ月で勝率5割ぐらいの成績。フラストレーションはたまっているか。
「必ずある状態ではあるので、こういうのは来ると思うので、なんとか今日みたいに1点差のゲームをしっかりものにできれば、あとはケガしてる人たちが帰って来た時にまた波に乗れるんじゃないかなと思います」
――シーズンを通して見ると、まだ得点圏での成績が今ひとつだが。
「基本的には状況によりけりのバッティングはあると思うんですけど、やること自体はそこまで変わらないので、打ててないのは自分のスキル、技術不足じゃないかなと思うので、そこを上げる作業を今後もやりたいなと思います」
――今月5日に30歳の誕生日を迎えた。体力的、精神的変化はどうか。
「技術的にはもちろんそうですけど、フィジカル面も毎年、より良い状態で臨めていると思うので、今年ももちろん去年よりも状態いいですし、その階段を一歩ずつ上ってるとは思います。特に年齢、数字だけだと思うので、今のところは順調に来ていると思います」
――どういう30代にしたいか。
「どうなんですかね。区切りがいいだけなので、気にすることなくというか、そのままいきたいと思います」
――イチロー氏や松井秀喜氏などは30歳シーズンがキャリアハイだった。
「さっきも言いましたけど、もちろん技術も年を重ねるごとに上がっていますし、今のところフィジカル面も毎年、毎年、更新しているので数字的にも良い状態を保っているかなと思いますし、維持するというよりかは、もっと上げていくイメージでシーズンに取り組んでいるので、今のところはいいペースじゃないかなと思います」
――結婚後初の誕生日だったが、家族からのお祝いは。
「はい。してもらいました。家で」
――真美子夫人がケーキを。
「はい。美味しいケーキでした」
――オールスターのレッドカーペットは真美子夫人も一緒に参加するか。
「今のところは、その予定ではいますけど、どうなるか当日になってみないとちょっと分からないです」
――愛犬・デコピンは。
「一緒には行くと思います」