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若元春「一番仲良いからこそ一番負けたくない」初日の阿炎戦へ闘志 親友ならではの“独自ルール”も

スポニチアネックス 2024年7月13日 15時28分

 東前頭2枚目の若元春(30=荒汐部屋)が13日、大相撲名古屋場所(14日初日、愛知・ドルフィンズアリーナ)を前日に控え、名古屋市中川区の荒汐部屋で調整稽古を行った。

 この日は本場所用の締め込みを着用。四股などの基礎運動で汗を流した後、三段目・寛龍(32)を相手に一丁押しを13本行い、立ち合いの感触を入念に確かめた。名古屋入り後は他の部屋の役力士とも充実の稽古を積んでおり「場所始まってみないと分からないけど、コンディションは良いかなと思います」と好感触を得ていた。

 あす初日の相手は、場所前の稽古で手合わせもあった関脇・阿炎(30=錣山部屋)。「燃えますね。一番の楽しみが初日に来た。一番仲良いからこそ、一番負けたくない」と気合を込めた。

 プライベートでも特に仲の良いこの両者の幕内での対戦成績は、過去2勝7敗で直近4連敗中(不戦敗除く)。「僕らだけのルールで、直近で勝った方がマウント取れるんですよ。“今場所は俺が勝ったし”みたいな。星数や番付も関係なく、勝ったやつが正義です(笑)」。親友だからこそ、特別負けたくない相手でもある。昨年の名古屋場所以来1年ぶりに阿炎から白星を挙げて、幸先の良いスタートを切りたいところだ。

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