歌手の和田アキ子（74）が13日、パーソナリティ―を務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に生出演。テレビ東京で冠番組を持ちたい希望を明かした。
テレビ東京が俳優・松重豊主演の「孤独のグルメ」を放送している話題から、テレビ東京が独自路線を歩んでいることについて話題が発展した。和田は「テレ東って何かあってもニュースをやらないでそのまま何かを流すという独特の局のカラーがある」と印象を語った。「とっても失礼な言い方かもしれない」と前置きしつつ「株式会社なんでしょうけど、街のテレビ局みたいな感じがする時が凄くある。夕方とか好きにやらせてくれへんかな、と思うことが多々ありますね。テレビ東京を見ていると。なんかぎちぎちしてないの」とテレビ東京で自身の冠番組を持ちたい希望を明かした。
アシスタントのフリーアナウンサー・垣花正が「自由な分、いろんな意味でテレビ東京らしさを出してくれそう。例えばキャスティングにしても。例えば、夕方にアッコさんが生放送で、とかですか？」と質問。和田は「年寄りが見る番組が少ないじゃないですか。テレ東なら見てくれそうな感じがする。BSじゃなくてね」とプランを明かした。垣花が「大至急、（テレビ東京関係者が）企画書を」と話すと「いやいやいや」と苦笑いした。
現在、和田はTBSで「アッコにおまかせ！」（日曜前11・45）に出演中。「私もこんな年になったら、本当にテレビを見ないもんね。自分がテレビをやっているのに、何か見たいっていう（のがない）」と打ち明けた。和田は「『アッコにおまかせ！』は今年の10月で40年目に入るんです。続けさせていただいて感謝です。おまかせは、私の周りの人に聞いてみると、視聴習慣がついちゃっているみたい。11時45分になったらTBS『アッコにおまかせ』っていう。それで、昔だったらずっと（テレビを）見ているんだけど、今はつけながら用事をしたり（している）ありがたいです」と視聴習慣の変化について語った。