日本ハムが、千葉・鎌ケ谷の2軍本拠地を1軍と同じ北海道への移転を検討していることが13日までに、分かった。
97年開場の鎌ケ谷スタジアムの老朽化が進んでいることや、1、2軍の移動距離を解消するために数年前から検討されており、候補地には恵庭市や千歳市など本拠地・エスコンフィールドの近郊が挙がっている。
一方、移転となれば新球場の建設費などで高額なコストがかかることもあり、鎌ケ谷を建て替える可能性も残っている。そのほか、2軍が所属するイースタン・リーグの他球団にも移動費の負担増が予想されるなど、実現へのハードルは高い。
ただ、シーズン中の1、2軍の選手の入れ替えが従来よりもスムーズに行えるなど利点も多い。球団は今後も慎重に議論を重ねていくもようだ。