プロフィギュアスケーターの本田真凜さん(23)が13日放送のカンテレ「おかべろ」に出演。現役時代のどん底期を振り返った。
2016年に世界ジュニア選手権で優勝。14歳で一躍注目を集め、「思春期だったので、特に学校まで密着されたりがイヤで。カメラ嫌いだなあ…と思って、ずっと走って逃げてました」と回想した。
16~18歳までは米ロサンゼルスに練習拠点を移した。「皆が(自分を)知らない所に行きたいっていう感覚はありました。スケートにただただ集中できる環境にしたくて」と説明。そこで「人生最大の超どん底期」を味わったという。
「背が一気に伸びて感覚が変わって。コーチもかわって、教え方が違う。日本はコーチが何でも言ってくれて、コーチの言うことが絶対で、米国は選手が一番。選手がやりたいことをコーチが教えてくれる。自分で言わないと置いていかれる。今までみたいに何も考えなくてもうまくいく感じはなくて、考えながらやってもうまくいかない」と体や環境の変化で伸び悩んだ。
米国生活を楽しめず「オフの日はずっと家にいましたし、夜の11時ぐらいから近くの夜景スポットに行って、1時間ぐらい見てた。今考えると結構落ち込んでた」と明かした。