Infoseek 楽天

巨人グリフィン 両親が前日来日、妻&娘と4人が観戦するなかで投打に活躍「特別な試合になりました」

スポニチアネックス 2024年7月13日 18時48分

 ◇セ・リーグ 巨人6―1DeNA(2024年7月13日 東京D)

 巨人の来日2年目左腕、フォスター・グリフィン投手(28=米国)が13日のDeNA戦(東京D)で7回4安打1失点と好投。今季4勝目(2敗)をマークした。

 2―0で迎えた4回に先頭の3番・オースティンに真ん中付近へ入った初球スライダーを左翼スタンドへ運ばれて1点差とされたが、失点はこれだけ。6回には自らチーム6点目を叩き出す適時二塁打も放つなど、投打にわたっての活躍だった。

 試合後、お立ち台に上がったグリフィンは米国フロリダ州から前日12日に両親が来日し、妻と娘も合わせた家族4人が観戦していたことを明かし「調子良く投げられました。自分にとっても特別な試合になりました」と清々しい表情で振り返った。

 今季初打点となった打撃については「投げるほうももちろんですけど、打つほうでも、門脇がいい形で勢いをつけてくれたので、それに続こうという気持ちで打席に入りました」とコメント。

 2死満塁で前打者・門脇が走者一掃の3点適時二塁打を放ったあとの2死二塁で豪快な中越えへの適時二塁打を放った打席をそううれしそうに振り返った。

 マウンドではこの日も含めた直近5試合で3勝0敗。その間は38回2/3を投げてわずか計3失点と抜群の安定感を誇る。

 好投が続く理由を問われると、「チームにいい風が吹いている。いい波に乗っている。自分はそれに乗るだけですし、あとは(捕手の)岸田も、この間も言いましたけど、いいリードをしてくれるので。自分はその流れとか、風に身を任せているだけです」とチームメートに感謝。

 「このままの状態を維持して次回も臨みたいと思います。また、チームとしてもオールスター休みまでこのままの状態を維持して1位でオールスター休みを迎えたいと思います」と最後まで頼もしい左腕だった。

この記事の関連ニュース